昨年から日比野学長と研究室のメンバーと取り組んできた日本サッカー協会と共に取り組むセンサリールームプロジェクトで昨年に続き、サッカー天皇杯決勝の会場に昨年制作した什器「ころころのぼーる」をレイアウトを変えて設置しました。招待された5人家族(両親とお子さん3人)音が少し静かになる環境で登ったり、隠れたり、くぐったり、いろいろな体勢で私たちと一緒に楽しんでもらいました。最後は帰りたくない様子で泣けました。
レイアウトを自由に変更できることがこの什器の特徴ですが、部屋の大きさやレイアウトが違うと少し危ない箇所などが生まれるので注意して組め、固定すべき箇所は固定しました。試合中ずっと什器の上で動き回って観戦してくれた子供たちのおかげで今後の改善点や修正すべき点などが発見できました。次回に反映したいと思います。今回の写真や動画が整理できたらまたホームページに公開します。
(昨年までの取り組みはこちらから)https://www.hashimomoh.com/jfasensoryroom
少しでもこのような施設がスポーツ観戦場やパブリック施設にできることになりますように。
しかし、凄い試合でした!お父様がサッカーファンで我々が子供と遊んでいる間に観戦を楽しんできただけたこともとても大事な点です。(残念ながら応援している方ではないチームが勝利しましたが満足いただけました)
参考)センサリールームとは、遮音や照明の光量を落とすなどの工夫を施し、発達障がいや感覚過敏等の症状のあるお子さんとご家族が一緒に安心してスポーツ観戦や映画などを楽しめる部屋のことで、ヨーロッパでは多くのサッカークラブチームが設置しているものです。
助成:東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト
研究室のメンバーで設置後少しどのような感じか試しに座ったり上に登ったり危ない部分を検証。
M1の今村亮介さんが黒板に書いてくれました
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